[レポート]Ansible Night in Fukuoka 2018.08 に参加してきた その1 #ansiblejp
AWS事業本部 梶原です。
先週Ansible Night in Fukuokaに参加してきましたので レポートさせて頂きたいと思います。
会場: 福岡Rubyセンター 5F セミナールーム
ドリンクスポンサー: Redhat 様
アジェンダ
- Ansible Night 概要 by Redhat 中村さん
- 「夏休みで差がつく!Ansible」by オルターブース 森田邦裕さん( morita92hiro )
以下セッションは後日、別途レポートします
- 「労働におけるやりがいとは?アダムスミス VS カールマルクス~Ansible導入を通じて見えてきたこと~」藤川 和己 さん
- 「Ansibleではじめるネットワーク自動化(仮)」by エーピーコミュニケーションズ 横地晃さん( akira6592さん )
- LT 「今、まさにAnsibleの企画を上げている話」Rin_Zu-Shaoさん
Ansible Night 概要
Redhat 中村さんより
Ansbile Nigthでは東京で3か月に1回くらいの頻度で開催しています
Ansible による自動化を実践するすべての人をハッピーにすることをゴールとしています。
Ansibleに少しでもかかわっていれば、ぜひ参加していただき、気づきや情報発信する場として活用していただきたい
ということで、アルコール&おつまみを頂きつつセッションがはじまりました。
「夏休みで差がつく!Ansible」
登壇者: オルターブース 森田邦裕さん( morita92hiro )
- これから夏休みに入るので、夏休みの間にAnsibleを触ってもらえればと思ってます。 第1回なのでAnsibleってなに?というころから話していこうと考えてます
「Ansible使っている方~。」 (ノシ ノシ ノシ ノシ)
「まぁ、今日のところはそのまま進めますw」
- 自己紹介
- 著書:Ansible徹底入門
- 自社プロダクト マイソースファクトリーでAnsibleを使用していた。
- Ansbileとは?
- Simple,Powerfull,Agentless
- エージェントレスにコードで構成管理するツール
- なぜ、Ansbileを使い始めたか?
- 前職は1人インフラエンジニアだった。
- みんなから依頼をうける。
- 沢山の依頼をうける。
- 沢山沢山の依頼をうける。
- 案件ごとのサーバ
- 開発、本番用
- 複数台構築
- クラウドによるサーバの使い捨て
- 運用
- ・・・これ1人で?
- どうやって捌く?
- 仲間を呼ぶ ->助けはこない。
- 長時間頑張る x
- そこで、Infrastructure as Code(Ansible)を使う!
- 今風にいえば、働き方改革!
- 構成管理ツールなし
- 手順書を元に手動で設定
- 手動はオペミスの可能性
- 手順書は本当に最新?
- 試される記憶力
- 秘伝のタレ
- 構成管理ツールあり
- 手順をコードで記述
- コードを実行して自動で設定
- 誰でも実行できる
- コードが最新の状態
- バージョン管理、以前の状態にもどせる
- 冪統性
- コード共通化(Ansible Role)
- 使えば使うほどRole資産が増える
- Let's Ansible
- 必要なもの
- Python
- Ansibleコマンド
- inventory
- module
- plyabook
- Ansibleコマンド
- $ pip install ansible
- inventory
- 対象となるホストを記述するファイル
- module
- インストールやサービス起動などコマンドの部分
- playbook
- モジュールを実装して実行する部分
-
playbook実行
-
他にも
- クラウド
- Vagrant
- Windowsのセットアップもできる
- git
- ネットワーク機器の操作もできる
- 実際にAnsibleを導入している箇所
- サーバープロビジョニング
- アプリケーションデプロイ
- Azure ARM Template, Terraformも使って、役割分担しています
- 動作環境
- インストールは簡単
- =>バージョン問題がおこる
- Playbook作成時のAnsibleバージョン
- Ansible専用動作環境があるならいい。
- Ansible専用動作環境がない場合
- 他人に実行してもらいたいけど動作環境は?
- 単発の案件
- コマンドアップデート後のPlaybook動く?
- したいこと
- 環境依存からの解放
- ポータビリティ
- コンテナで解決できそう。
- Dockerで実際にやってみる!
- docker run
- PlayboockにDockerfileおいとくと引継ぎ可能
- まとめ
- インフラの構築は時間かかる
- 自動化で構築時間の短縮・空き時間有効活用
- 設定もれ・みすがなく品質が安定
- インフラエンジニア不在でのアプリケーションデプロイ
- 定時退社ができる (Ansibleの薄い本)
- おまけ
- AWX(Ansible Works)
- Ansible Towerのオープンソース版
- Azure Cloud Shell
- サーバレスでAnsbile!
- AWX(Ansible Works)
「夏休みで差がつく!Ansible」 感想
福岡第一回ということで、Ansibleを触ったことがない人むけかと思ったのですが
後半は結構内容が濃く、Dockerを用いてAnsibleの実行環境を含めて管理されているとのことで自分の環境でもなかなか、やくに立ちそうでした。
おまけでは、サーバレスAnsibleということで、サーバもいらないAnsibleはなかなか魅力です。
次のセッションはなかなか濃かったので、別途整理してレポートします。
つづく